「か」から始まるインテリア用語

「か」から始まるインテリア用語

カーキ(カーキ)
泥土色のヒンディー語で軍服に使われた。

カーテンウォール(カーテンウォール)
建物の荷重を直接負担しない非耐力壁のこと。
主にアルミパネルやガラスなどが使われており、建物を軽量化するために開発されたもの。

カーテンレール(カーテンレール)
カーテンを吊るすためのレールのこと。
機能レールはカーテンを吊るす機能重視で、カーテンボックス内にとりつけることが多い。
装飾レールはそれ自体がインテリアのデコレーションとなり、木製や金属製など種類も豊富。

カーポート(カーポート)
柱と屋根だけの簡易的な車庫のこと。

カーマイン(カーマイン)
昆虫を原料にした動物性の染料が元となっている。

階段箪笥(カイダンダンス)
階段状の箪笥。
元は飾りようではなく狭い町屋で階段の下を有効利用するために作られたと言われている。

回転椅子(カイテンイス)
脚や座面の下の部分にキャスターが付いていて、回ることが出来る椅子。

開放型燃焼器具(カイホウガタネンショウキグ)
室内の空気を給気し、排気も室内に出すタイプの燃焼器具のこと。
室内の空気を汚すので、換気など注意が必要。熱効率は良い。
ファンヒーター、ガスコンロなどがある。

カウチ(カウチ)
寝椅子。
片方に低い背当てと肘掛があるソファ状になっている。

柿色(カキイロ)
熟した柿の色。

柿渋塗り(カキシブヌリ)
渋柿の果汁を搾り発酵させた後、数年熟成した液を刷毛や布で塗布し、自然乾燥させる仕上げ方法。
塗り重ねることで深みのある色になる。
漆の下地や家具、建築塗装などに用いられている。

角度定規(カクドジョウギ)
角度を設定することが出来る定規のこと。
決められた角度の線を引く際に使用する。

駆け込み天井(カケコミテンジョウ)
平天井と傾斜天井を組み合わせた天井のこと。
茶室や和風の縁側などに見られる。

花崗岩(カコウガン)
石材のことで、火成岩の一種。産出量が多く、耐久性や磨耗性に優れ磨くと美しい光沢があるため、建材としてよく使用される。
また、兵庫県御影地方が産地として有名だったため、「御影石(みかげいし)」とも言う。

籠目(カゴメ)
竹カゴの規則正しい編み目を文様にしたもの。
編み目のひとつを紋章化した正三角形を上下に重ねたかたち。

瑕疵(カシ)
住宅や設備のキズや欠陥のこと。
一見しただけでは分からないキズや欠陥を「隠れた瑕疵」という。
法律用語。

家事動線(カジドウセン)
キッチンなどで家事をする人の動く経路のこと。

カシュー塗料(カシュートリョウ)
塗膜外観や性能が漆塗装によく似ている塗装。
漆のような硬さや光沢はないが、乾燥し易く現場で塗ることができる。
耐候性は良くない。

カスケード(カスケード)
カーテンの上飾りのこと。
ヒダを幾重にもつくり、波のように垂れ下げる縁飾り。
スワッグとも言う。

カスケード(カスケード)
水が階段状に流れる滝のこと。
また、植物を滝の様に活けた状態のこと。

型板ガラス(カタイタガラス)
板ガラスの片面に型などで模様を写した不可視のガラスのこと。
光を通し視線を遮るので、プライバシーの必要な、浴室・洗面所・台所などに使われる。

堅木(カタギ)
ナラ、カシ、クリ、ケヤキなどの堅い木のことで、主に広葉樹を指す。
建築化粧材や建具・家具などに使われることが多い。

片袖机(カタソデヅクエ)
片側の脚部に引出しがついたデスク。

片流れ屋根(カタナガレヤネ
一方向にだけ傾斜をもつ屋根のこと。

片引き窓(カタビキマド)
片側のガラス戸は開閉せず、もう一方のガラス戸を左右にスライドして開閉する窓のこと。

褐色(カッショク)
やや黒みを帯びた茶色。

勝手口(カッテグチ)
キッチンに設けられた出入口のこと。
玄関とは別に、キッチンやユーティリティなどの近くに設けられた、主に家事のために使用される出入口のこと。

カップボード(カップボード)
イギリスで生まれたと言われる食器を飾るための飾り棚。
飾る為なので扉はガラス。
両脇もガラスになる可能性がある。

家電リサイクル法(カデンリサイクルホウ)
特定家庭用機器再商品化法のこと。
対象となっている製品を処分する場合、消費者がリサイクル料金、販売店が収集、メーカーが解体やリサイクルを義務付けた法律。
対象製品は、ブラウン管式テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、エアコン。

樺(カバ)
淡いピンク系で上品な色。
硬く強い。多くは出回っていない。
カバノ木科落葉広葉樹。日本が原産。
代替品:柾目はモアビやシルバーハート、板目はアメリカンチェリー。

カフェカーテン(カフェカーテン)
窓の中央あたり、目線の高さに取り付る丈の短いカーテンのこと。
突っ張り式のポールなどに通して設置する。

カブリオールレッグ(カブリオールレッグ)
動物をモチーフとしたデザインの脚のこと。特に猫脚が有名。
元々はフランスのダンス用語で「弾む」「飛び上がる」という意味。

壁式構造(カベシキコウゾウ)
壁や床などで構成された、柱のない箱状の構造のこと。
柱や梁が出ないので、すっきりした空間を利用することができるが、壁で支えているため、ラーメン構造に比べると空間構成の自由度は低く、大空間はできない。
RC(鉄筋コンクリート)造で5階建て以下の中低層マンションに用いられる。

カム送り解錠(カムオクリカイジョウ)
錠ケース内部を特殊な工具で操作して、不正に解錠する手口のこと。

瓶覗(カメノゾキ)
藍(タデ科の一年草)で染めた色。
工程によって濃さが変わり、薄色・瓶覗・浅葱・花田・藍・紺の順に濃くなる。

鴨居(カモイ)
和室の障子や襖など開口部の上部に取り付ける、溝を彫った横木のこと。

唐木(カラキ)
紫檀 (したん) 、黒檀 (こくたん) 、鉄刀木 (たがやさん) 、花梨 (かりん) など、熱帯産の希少価値が高い高級銘木の代名詞。
いずれも、色合いが濃くて硬質な材。
昔は、中国を経由して輸入されていたのでこう呼ばれる。

唐木家具(カラキカグ)
堅木などの固い材料を、釘や金具を使わない組構造によって作られた家具のこと。
木目が美しく漆仕上げで、硬くて丈夫である、精巧な彫刻であるなどの特徴がある。

辛子色(カラシイロ)
辛子を練って香辛料や薬用としたものの色。

空錠(カラジョウ)
室内ドアに使用される、鍵を使用しないで開閉する錠のこと。

ガラスブロック(ガラスブロック)
ガラスでできた直方体・立方体の建築用素材のこと。
採光・断熱・遮音にすぐれ、壁・床・天井に用いられる。

カラン(カラン)
水栓金具(蛇口)のこと。
オランダ語。

ガルバリウム鋼板 (ガルバリウムコウバン )
アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板のこと。
耐食性、耐熱性、加工性などに優れている。
住宅・事務所・店舗・工場などさまざまな建築物に使用され、住宅では外装材として使用されることが多く、デザイン性も高い。

ガレージ(ガレージ)
車を入れる建物のこと。
車庫。

ガレージハウス(ガレージハウス)
ガレージ(車庫)を住宅の間取りの中に取り入れた家のこと。
愛車や趣味の道具と一緒に暮らす事ができる。

環境共生住宅(カンキョウキョウセイジュウタク)
人と住まいを取りまく環境をより良いものにしていくという考え方、また、この考え方に基づいた建築された住宅のこと。
「地球にやさしい」「まわりの環境と親しむ」「健康で快適であること」という3つの考え方に基づいて作られた住まい。

環境ラベル(カンキョウラベル)
製品やサービスの環境負荷情報を、製品や包装ラベル、取扱説明書、広告などを通じて購入者に伝えるもの。
現在、環境ラベルにはさまざまな種類があり、国際標準化機構では、運用ルールなどを定めて3つのタイプに分類している。

間接照明(カンセツショウメイ)
照明器具から直接光を当てずに、光を天井や壁に照射した反射光で明るさを得る照明方法。
柔らかな反射光で、雰囲気作りに役立つ。

カンティレバーチェア(カンティレバーチェア)
4本脚ではなく、一端のみが支持されている、片持ち式のチェアのこと。

関東間(カントウマ)
木造在来構法でとられる柱割の寸法体系のひとつ。
主に関東地方で使われている。
6尺(1820mm)を1間としている。
また、畳のサイズのことを言う場合もある。
関東間の畳のサイズは、5尺8寸×2尺8寸(1760×880mm)。

関東間(カントウマ)
建物の基本モデュールのひとつで、主に関東地方で使われる1間の長さのこと。
6尺(約181cm)を1間とするモデュールを使用した家屋や部屋をさす。

カントリースタイル(カントリースタイル)
欧米の庶民生活から生まれた、手作り風のあたたかさを感じる素朴なインテリアスタイルのこと。
木の質感を活かした、簡素で丈夫な家具などが特徴。

カンナ(カンナ)
材の表面を削ることでなめらかにする道具のこと。

 

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